11.30 第5回代官山蔦屋書店で脳科学∞つながる 開催します! 本シリーズ最終回☆

posted in 2017.09.25

脳科学研究者と異分野プロフェッショナルの対談最終回は、味と香りを料理の世界で極める京料理 木乃婦三代目主人 髙橋拓児さんを迎える。伝統の中にフランス料理や分子化学の理論を取り入れた全く新しいアプローチにて料理の新境地を開拓している。迎えるは理研脳科学総合研究センターの吉原良浩さん。嗅覚をキーワードに、食べ物の探索、危険の感知、繁殖活動など人間のもっともプリミティブな生命活動を可能にしている脳システムを探っている。食と嗅覚の真を見極めようとする二人のアプローチはシンクロしているのか、それとも・・・・・・。

●日程・場所: 2017年11月30日(木) 19:00~21:00 代官山 蔦屋書店1号店2階 イベントスペース

●テーマ: “真を見極める” 味と香りと脳の科学

●チケット申し込み:DAIKANYAMA T-SITE



髙橋 拓児(たかはし・たくじ)
京料理 木乃婦三代目主人

1968年12月16日、京都生まれ。
大学卒業後、東京の「吉兆」で5年間修業、故湯木貞一氏に直接、薫陶を受ける。その後、京都に戻り、料亭「木乃婦」の三代目を継ぐ。シニアソムリエや利き酒師の資格を取得し、ワインや日本酒に造詣が深く、ワインと和食とのコラボなど常に新しい調理法や素材に取り組んでいる。2015年3月に京都大学大学院農学研究科食品栄養科学の修士課程を修了。伝統的な日本料理を基本としながら、フランス料理や分子化学の理論など最新の技法を積極的に取り入れた新しいスタイルの日本料理を展開。業界を代表する若手料理人として注目されている。「日本食普及の親善大使」も務め、海外の多くの食イベントに招聘される。NHK「きょうの料理」講師。ミシュラン1つ星。

著書いろいろ:
『10品でわかる日本料理』 日本経済新聞出版社
『京料理人直伝の薬味術』 NHK出版
『和食の道』 IBCパブリッシング
『だし だしの基本と日本料理』(共著) 柴田書店
『プロの料理 盛り付け術』(共著) NHK出版
『料理のアイデアと考え方』(共著) 柴田書店
『和食とワイン』(共著) 一般社団法人 日本ソムリエ協会
『聞き手・西靖、道なき道をおもしろく。』(共著) 140B

 

吉原 良浩(よしはら・よしひろ)
理化学研究所 脳科学総合研究センター シナプス分子機構研究チーム チームリーダー


1961年12月30日、大阪生まれ。
京都大学大学院薬学研究科・薬学部博士課程修了。大阪医科大学助教授を経て、1998年より理化学研究所 脳科学総合研究センター(BSI)にてシナプス分子機構研究チームを率いる。
食べ物の探索、危険の感知、繁殖のためのパートナーの認識など、生命活動に重要な役割を果たし、「快・不快」あるいは「好き・嫌い」と表現される情動、さらには「記憶」と密接に関連した感覚システムである 嗅覚系 をキーワードに脳を理解するための研究を行っている。

趣味いろいろ:
読書、スポーツ鑑賞、将棋、お笑い鑑賞(おススメは “すち子&真也”)

研究いろいろ:

●ATPのおいしそういな匂いに誘われて-魚類・両生類に特異的な新しいアデノシン嗅覚受容体の発見-

●味を受容する細胞が生まれる仕組みを解き明かす-甘・旨・苦味を感知できないマウスの作出から

●美味しそうな匂いを伝える嗅覚神経回路を同定-ゼブラフィッシュはアミノ酸がお好き!-

●魚の求愛行動を促進するフェロモン受容体の発見-プロスタグランジンF2aのセクシーな香り-

 


当日は、会場にて写真の撮影を行い、理研BSI20周年特設ウェブサイトにて公開いたします。映り込みを希望されない方は、会場にてスタッフまでお申し出ください。

 

 

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