第1回Brainサイエンスカフェ

posted in 2015.11.18

●テーマ:脳の中には地図がある? ~海馬における記憶とナビゲーションのしくみ~
●開催日時:2015年11月18日
●場所:和光市カフェ2♠10jack(ツーテンジャック)

脳科学総合研究センター(BSI)創立20周年イベントの幕開けとして、脳科学者とのおしゃべりを通じて最新脳科学について考えるBrainサイエンスカフェの第1回目を開催しました。

セミナーやシンポジウムとは異なり、小規模なカフェで開催するサイエンスカフェは、気軽に科学について研究者と、そしてゲスト(参加者)同士で語り合うことができるのが最大の醍醐味。そして美味しいコーヒーとケーキも欠かせません。第1回目ということで、ゲストの定員である30名まで申し込みをいただけるか不安でしたが、おかげさまで満員御礼にて開催することができました。

BSIのチームリーダーである藤澤茂義さんがメインスピーカーとして、脳の重要な機能の一つである“記憶”にについてスライドを使いながら話し、ラットが餌のある場所を覚えていることを示す実験や、その時に脳のどんなところが活性化されているか、といったデータを紹介しました。BSIの研究員である佐藤多加之さんがファシリテーターとして参加し、解説をはさんだり、ゲストのみなさんや藤澤さんへ質問を投げかけたりしイベントを盛り上げます。

ゲスト同士でも、記憶について“あるある話”をしたり、意見交換したり、多方向のコミュニケーションができたと思います。みなさんがいろいろな質問や意見をお話してくださったおかげで、藤澤さん、佐藤さんも知識の深さや広さやアドリブでの対応が試され、脳もフル稼働だったに違いありません!

今後もゲストの方々に、脳科学への興味の種を持ち帰っていただけるよう、継続して開催していきたいと思います。ご期待ください!

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