プレスリリース
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2018/3/15
てんかん原因遺伝子ICKの発見
-若年ミオクロニーてんかんの共通発症メカニズムを提示- -
2018/3/14
多感覚情報の統合機構
-遅い神経振動活動を介した情報統合の可視化- -
2018/3/14
新たなリズム時計の発見
-中枢時計より堅固な概日リズムを示す脈絡叢- -
2018/2/23
脳の深部を非侵襲的に観察できる人工生物発光システムAkaBLI
―霊長類動物にも適用可能、高次脳機能のリアルタイム可視化への応用- -
2018/2/9
光変換を起こすナノ粒子による新しい光遺伝学法の開発
-近赤外線を用いて非侵襲的に神経細胞の活動を制御する- -
2018/2/9
睡眠中に脳回路がクールダウンされる仕組みを解明
「生物はなぜ眠るのか」という生命科学最大の謎の一つに迫る -
2018/2/8
脳型学習で主要な信号を抽出
-雑踏の中の声を聞き分ける- -
2018/1/31
第0脳神経(終神経)の機能に新たな視点
-二酸化炭素からの忌避行動は終神経がつかさどる- -
2018/1/17
共同開発した多光子励起レーザー走査型顕微鏡専用のTruResolution対物レンズが発売されました
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2018/1/12
他者の空間位置を認識する仕組みを発見
-海馬の場所細胞は自己と他者の場所を同時に表現する- -
2017/11/21
長期記憶形成に必須な分子メカニズムを特定 ~タンパク質の設計図を神経樹状突起へ局在化させる因子が不可欠~
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2017/11/20
過剰な恐怖を和らげるしくみ ~オレキシンによる新たな恐怖調節経路を発見、PTSD治療に光明~
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2017/11/8
自閉スペクトラム症者のコミュニケーション障害に関する新たな視点 ~最新の脳波技術を用いた科学的根拠による理解の促進~
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2017/11/03
脳の基本単位回路を発見
-単純な回路が繰り返した格子構造が存在- -
2017/10/30
マウス用自動訓練装置の開発
-標準化された行動データの世界的な共有に向けて- -
2017/10/27
細胞周期の間期(G1・S・G2)を3色で識別する技術の開発
-細胞周期可視化技術Fucciの多様化で再生医療などに貢献- -
2017/09/19
ノルアドレナリン神経の多様性を発見
-恐怖記憶とその消去には異なるノルアドレナリン神経が関与- -
2017/09/05
記憶と運動の情報を区別して伝える神経回路を発見
-バーチャルリアリティ空間を飛行するハエの脳信号を解読- -
2017/09/05
発達期の脂肪酸不足が統合失調症発症に関連
-核内受容体を標的とした新しい治療薬へ期待- -
2017/08/26
自閉症の新たな候補遺伝子
-シナプス関連遺伝子NLGN1の変異が原因となる可能性- -
2017/08/18
記憶を思い出すための神経回路を発見
-海馬の二つの局所回路が記憶の書き込みと想起を分担している- -
2017/07/20
匂いの素早い検出と濃度の弁別に優れた細胞タイプを発見
-細胞タイプ特異的な機能を生み出す神経回路メカニズムを解明- -
2017/06/22
発達期のセロトニンが自閉症に重要
-脳内セロトニンを回復させることで症状が改善- -
2017/06/13
小脳回路を正しく維持する仕組みを解明
-精神・神経疾患の原因解明と治療法開発に期待- -
2017/06/09
出来事の順序を記憶する仕組みの発見
-過去・現在・将来の出来事は海馬で圧縮表現される- -
2017/05/12
ATPのおいしそうな匂いに誘われて
-魚類・両生類に特異的な新しいアデノシン嗅覚受容体の発見- -
2017/05/08
脳の記憶回路の暴走を防ぐ
-海馬CA2の活動が回路全体の活性化/抑制バランスを制御する- -
2017/05/02
マウスでバーチャル空間の認識メカニズムを解明
-海馬の活動と自閉症関連遺伝子Shank2がカギ- -
2017/04/18
脳の働きに重要なIP3受容体の動作原理を解明
-IP3による構造変化経路をX線結晶構造解析により発見- -
2017/04/07
海馬から大脳皮質への記憶の転送の新しい仕組みの発見
-記憶痕跡(エングラム)がサイレントからアクティブな状態またはその逆に移行することが重要- -
2017/03/09
NTU Singapore and Japan’s RIKEN collaborate in human biology research to develop innovative healthcare solutions
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2017/03/01
統合失調症研究に新たな視点
-マウス成熟個体において認知機能を回復させることに成功- -
2017/02/28
統合失調症の新たな遺伝的メカニズムを解明
-遺伝子産物の「切り出し」に影響するDNA多型のビッグデータ解析から- -
2016/12/20
細胞死を司るカルシウム動態の制御機構を解明
-アービットが小胞体-ミトコンドリア間のCa2+の移動を制御- -
2016/12/07
ネットワーク内部の情報の統合を定量化
-客観的な意識レベルの指標に向けてー -
2016/11/15
過剰な恐怖を抑制するための脳内ブレーキメカニズムを解明
-光による神経抑制操作によって恐怖記憶が増加- -
2016/11/08
ドーパミン受容体の機能に新視点
-ドーパミン受容体D1R・D2R発現抑制の視認知学習機能への影響- -
2016/11/02
iPS細胞からみえる統合失調症の特徴
-神経細胞・グリア細胞の分化段階の異常を患者由来細胞で発見- -
2016/10/18
嬉しい体験と嫌な体験は互いに抑制し合う
-嬉しい体験細胞と嫌な体験細胞は別領域に存在し、互いに抑制する- -
2016/10/03
細胞内のカルシウム濃度を一定に保つメカニズムを解明
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2016/09/30
他人を記憶するための海馬の仕組み
-記憶痕跡(エングラム)にアクセスし、社会性記憶を操作する- -
2016/07/06
加齢に伴うグリコーゲンの脳内分布変化を可視化
-脳グリコーゲンを正確に可視化する新しい手法を開発- -
2016/06/29
並列計算で感覚情報を分解
- 神経回路型ハードウェアによる生命科学・工学・医学の境界領域開拓へ - -
2016/06/17
匂いの好き嫌いを決める脳内メカニズムを解明
-ハエの神経活動から匂い嗜好を解読する数理モデルを作成- -
2016/06/02
正確な場所情報には海馬CA3からの入力が重要
-海馬CA1の活動のタイミングはCA3が制御する- -
2016/05/31
魚の求愛行動を促進するフェロモン受容体の発見
-プロスタグランジンF2αのセクシーな香り- -
2016/05/31
「理研BSI-花王連携センター」を開設
-理研BSIと花王株式会社が感性の脳科学の解明に挑む- -
2016/05/27
睡眠不足でも脳への刺激で記憶力がアップ
-記憶の定着に重要な神経回路を特定- -
2016/05/24
「2度あることは3度あるか?」を脳が計算
-情報の曖昧さが扁桃体で計算されている- -
2016/05/24
双極性障害(躁うつ病)にデノボ点変異が関与
-双極性障害患者やその家族とのパートナーシップにより明らかに- -
2016/05/02
神経突起を光で誘導
-光による各種細胞機能の制御の実現へ- -
2016/04/26
シナプス強度の調節機構を発見
-複数のシナプスはアストロサイトにより相互作用する- -
2016/04/01
動物の争いでいつ降参するかを決める神経回路
-手綱核-脚間核神経回路が争いの優劣を決めるメカニズムに関与- -
2016/03/22
微弱な電気刺激が脳を活性化する仕組みを解明
-ノルアドレナリンを介したアストロサイトの活動が鍵- -
2016/03/17
アルツハイマー病で記憶は失われていない可能性
-アルツハイマー病モデルマウスの失われた記憶の復元に成功- -
2016/01/18
先天性外眼筋繊維症に伴う神経発達異常の仕組みを解明
-神経軸索の正しい形成に必要なタンパク質の作用が明らかに- -
2015/12/18
2つのシグナル物質の使い分けによる正反対の神経制御
-新たな抑制性シナプス伝達制御メカニズムの発見- -
2015/11/20
プリオン様タンパク質凝集体の抗ウイルス機能を発見
-ウイルスゲノムへの遺伝子変異導入を促進して細胞を守る- -
2015/11/20
霊長類の大脳皮質で多細胞活動を長期間・同時計測
-詳細な脳機能マップ作製のための基盤技術を開発- -
2015/10/23
夢のスイッチが明らかにする夢を見る理由
-レム睡眠の意義を初めて科学的に証明- -
2015/10/20
自発的なうつ状態を繰り返す初めてのモデルマウス
-うつ病の新たな候補脳部位を同定- -
2015/10/07
記憶や学習能力のベースラインは子ども時代につくられる!
-スパインの形態を調整するたんぱく質と、そのしくみを解析- -
2015/10/01
マウスの「父性の目覚め」に重要な脳部位を発見
-オスマウスの子育て意欲は2つの脳部位の活性化状態に表れる- -
2015/09/30
社会的認知機能の巨大脳ネットワーク構造を解明
-大規模神経活動記録・解析技術により脳機能解明への道をひらく- -
2015/09/24
異なる環境を区別するオーシャンセルの発見
-大脳嗅内皮質における環境区別の新規メカニズム- -
2015/09/15
アルツハイマー病の組織病変をズームイン
-老齢マウスやヒトの死後脳に適応可能な新しい透明化技術- -
2015/09/01
神経細胞の形態の複雑さを決める新しい因子を発見
-樹状突起の形成を抑制する因子とそのメカニズムを同定- -
2015/08/28
神経回路構築を制御する脂質を発見
-異なる種類の感覚を伝える神経突起を脂質で誘導- -
2015/07/01
概日時計が季節を読み取る仕組みを発見
-視交叉上核の概日リズムのズレが鍵- -
2015/06/18
光遺伝学によってマウスのうつ状態を改善
―楽しかった記憶を光で活性化― -
2015/05/29
記憶痕跡回路の中に記憶が蓄えられる
-神経細胞同士のつながりの強化は記憶の想起には不要- -
2015/05/22
“感じる脳”のメカニズムを解明
-皮膚感覚を司る神経回路の発見- -
2015/05/08
小胞体内腔タンパク質が血圧制御に重要な役割を果たす
-血中アンジオテンシン濃度の調節に新たな知見- -
2015/04/28
細胞障害性脂質の合成・蓄積を防ぐアミノ酸セリンの新たな代謝生理機能を解明
-生活習慣病症状の改善や発症遅延に貢献できる可能性- -
2015/04/21
直観的な戦略決定を行う脳のメカニズムを解明
―棋士の戦略決定は帯状皮質ネットワークで行われる― -
2015/04/17
神経難病 ALS の進行にグリア細胞由来の TGF-β1 が関与
-ALS の進行を制御する治療標的として期待- -
2015/04/14
多動障害や社会行動の異常を抑える新しい分子機構を発見
-アービットはCaMKIIαの活性制御を介しカテコールアミンの恒常性を維持- -
2015/03/13
細胞内巨大プロテインクリスタルの運命
-自食機構によって隔離されるタンパク質結晶- -
2015/02/06
赤ちゃんに話かけるときは、はっきり発音していない
-大規模音声データを使って乳児に対する音声の明瞭さを解明- -
2015/01/12
ダイニン分子モーターの活性化機構の解明に向け大きく前進
-滑脳症の分子メカニズムの一端が明らかに- -
2014/12/09
怖い体験が記憶として脳に刻まれるメカニズムの解明へ
-扁桃体ニューロンの活動とノルアドレナリンの活性が鍵- -
2014/11/21
危険に対して冷静かつ適切に対処できるようになるための神経回路を発見
-手綱核-縫線核神経回路によるセロトニン制御がカギ- -
2014/11/21
大脳皮質の神経細胞はなぜ多いのか、その理由を発見
-大脳皮質の抑制性細胞は群れることで興奮性細胞へ効果的に作用する- -
2014/11/20
シナプス接着分子は神経回路の可塑性機能に多様性をもたらす
-高等脊椎動物の脳機能高度化を担ってきた分子機構の一端が明らかに- -
2014/11/13
エルゼビア、世界で実施されている脳研究の現状に関する報告書を発表
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2014/10/29
「革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト」の推進にあたって
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2014/10/23
経験による脳回路の変化を新モデルで予測-時間スケールの異なる2種類の可塑性の効果を組み込んだ理論モデル-
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2014/10/21
無汗症患者の原因遺伝子を発見-IP3受容体が機能しないと発汗できない-
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2014/09/12
頭皮の毛根細胞を利用した精神疾患の診断補助バイオマーカーの発見
-統合失調症や自閉症の診断に役立つ可能性- -
2014/09/09
カルシウムチャネルの新しいアロステリック阻害メカニズム
-トランスグルタミナーゼがIP3受容体チャネルの働きを止めることを発見- -
2014/08/28
光で記憶を書き換える
-「嫌な出来事の記憶」と「楽しい出来事の記憶」をスイッチさせることに成功- -
2014/08/22
学習能力の発達を調節するタンパク質を発見!
~成長期でのはたらきが、おとなの脳機能を左右する~ -
2014/07/23
てんかんや多動症の発症に関わる新たなシナプス制御メカニズムの発見
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2014/07/23
覚醒や注意が感覚を鋭くする脳回路を解明
-アセチルコリンによる大脳抑制回路の活性化が神経細胞の反応をシャープに- -
2014/07/14
脂肪酸の機能に関わる遺伝子の変異が統合失調症・自閉症に関連する可能性
-統合失調症と自閉症の病因解明、診断、治療、予防に新たな光- -
2014/06/06
神経細胞で働くmRNAを網羅的に同定する新しい手法を確立
-小脳の「プルキンエ細胞」の部位特異的な転写物全体の解析を実現- -
2014/04/24
海馬-嗅内皮質間の同期性は記憶を意識的な行動へ変換する過程に重要
-「メタ認知」を支える神経回路メカニズムをマウスで立証- -
2014/04/15
最後の時計遺伝子見つかる
-精神機能などの高次機能と概日リズムとの関係解明のカギに- -
2014/04/14
次世代型アルツハイマー病モデルマウスの開発に成功
-アルツハイマー病研究に資する新規リソース基盤に- -
2014/04/09
嗅覚神経回路の精緻な配線図の解読に成功
-発生工学と最先端の3次元画像処理技術による成果- -
2014/02/28
シャーガス病(顧みられない熱帯病)の治療法に新たな光
-アンチセンス核酸を用いた寄生虫症治療の可能性- -
2014/02/25
大脳神経細胞の生存に関わる必須遺伝子の同定
-小胞体異常を示す神経変性疾患の病態解明につながる可能性- -
2014/02/21
時間的に離れた2つの出来事の連結を調節するアイランドセルの発見
-記憶の連結を調節する仕組みの解明へ大きく前進- -
2014/02/19
記憶中枢「海馬」の小領域CA2の機能が明らかに
-CA2は小さな環境変化を認識- -
2014/02/13
「気分の波」を緩和する薬剤の作用メカニズム解明に一歩前進
-細胞内でイノシトールを合成する生化学的経路は下顎の発育にも関与- -
2014/01/29
カエルの合唱の法則を発見
-音声可視化装置と数理モデルを利用ー -
2014/01/03
統合失調症患者の神経細胞でレトロトランスポゾン配列が増大
― 統合失調症の病態理解への大きな一歩 ― -
2013/12/19
100年ぶりに脳の主要な記憶神経回路の定説を書き換え
-海馬に新たな記憶神経回路を発見、記憶形成の謎解明へ大きく前進- -
2013/11/01
樹状突起の形態形成を決める分子メカニズムの一端を解明
-無駄な樹状突起を除去し、脳内の神経回路の混線を防ぐ- -
2013/10/22
高度な物体認識を担う新たな脳の構造を発見
―高次視覚野はモザイク画のように構成されている― -
2013/10/19
東京方言話者と東北地方南部方言話者の言語処理の違いを発見
-脳は育った地域方言によって音声を処理する- -
2013/10/17
統合失調症モデルマウスでは重要な脳ネットワークが過剰に活動
―統合失調症の脳内メカニズムを神経回路レベルで解明― -
2013/10/09
副作用のないアルツハイマー病治療に向けての新技術
~アミロイドβたんぱく質産生の仕組みを利用~ -
2013/10/04
アルツハイマー病発症メカニズムに細胞の自食が関与
-細胞の自食に新たな機能を発見- -
2013/10/03
脳発達過程における「臨界期」開始の新理論を提唱
-神経細胞の自発的活動の抑制で臨界期に至る脳の発達を説明- -
2013/09/13
難治性障害「ジストニア」の発症メカニズムに新たな知見
-IP3受容体が小脳と脳幹で機能しないと全身性ジストニアを発症- -
2013/08/07
乳児難治てんかんの突然死抑制効果の発見
-興奮性神経細胞ナトリウムチャネル発現低下が鍵- -
2013/08/07
社会性や情動に関する行動を制御する因子をマウスで発見
-不安障害や気分障害の発症メカニズム解明の手掛かりに- -
2013/08/07
おやっ、危険なにおい?
-嗅覚の鋭敏さを生み出す新規分子「グーフィー(Goofy)」を発見- -
2013/08/01
マウスの成熟脳で神経回路を制御する新たな仕組みを解明
-IP3受容体がプルキンエ細胞の樹状突起にあるスパイン数を決める- -
2013/07/26
記憶の曖昧さに光をあてる
-誤りの記憶を形成できることを、光と遺伝子操作を使って証明- -
2013/06/14
ニホンウナギから人類初のビリルビンセンサー
―うなぎが光る仕組みを解明、その特性を利用して臨床検査蛍光試薬を開発― -
2013/05/24
悲しい音楽はロマンチックな気持ちももたらす
― なぜ私たちは悲しい音楽を聴くのかが明らかに ― -
2013/05/17
魚が記憶に基づいて意思決定を行う時の脳の神経活動を可視化
-ゼブラフィッシュをモデルに人の意思決定のメカニズムを探る- -
2013/05/15
うつ病関連物質セロトニンを制御する外側手綱核は睡眠調節も担う
-うつ病に見られる睡眠障害を理解する手がかりに- -
2013/04/22
2人の間の発話リズムがそろうと、脳波リズムもそろうことを発見
―コミュニケーション時の2者の脳波を同時に計測し解析する手法を確立― -
2013/04/19
抱っこして歩くと赤ちゃんがリラックスする仕組みの一端を解明
-経験則を科学的に証明、子育ての新たな指針に- -
2013/04/08
動物の体つくりに重要なレチノイン酸の可視化に成功
-脊椎動物の胚でレチノイン酸が直線的な濃度勾配を形成- -
2013/04/04
思春期に刺激の多い環境で過ごすと脳の左右差が出現
-ラットで左右にある海馬の脳波を同時計測、ガンマ波の大きな変化発見- -
2013/04/02
近視と難聴の合併症の原因遺伝子「SLITRK6」を発見
-神経発達の異常による近視・難聴の発症機構解明の手掛かりに- -
2013/03/20
マウスが父性行動を発現する神経機構の一端が明らかに
-仔マウスに対する攻撃から養育へ、雄マウスが示す行動変化の不思議を解く- -
2013/03/18
アルツハイマー病の血管からの投与による遺伝子治療実験に成功
-簡便な方法でアルツハイマー病予防となる潜在力をもつ- -
2013/01/29
日本の研究機関がヒューマン・ブレイン・プロジェクトに参画
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2013/01/28
2頭のサルが無意識的に相手と協調する現象を行動学的に確認
-向かい合ったニホンザルが自然にボタン押しを同期させる- -
2013/01/25
神経難病ALSとSMAに共通した病態メカニズムを発見
-DNAから成熟RNAを合成するスプライシング反応の破たんが細胞死を誘因- -
2012/12/13
神経伝達物質受容体サブユニットのタンパク質を変化させる遺伝子変異が、統合失調症の発症に関与することを発見
- 統合失調症の病因解明・治療・発症予防に新たな道 - -
2012/12/13
TDP-43タンパク質の安定化が神経難病ALSの発症時期のカギ
-遺伝性ALS患者81人の臨床情報と生化学的特性の相関を解析- -
2012/11/28
素人でも訓練によりプロ棋士と同じ直観的思考回路を持てる
- 素人でも訓練によりプロ棋士と同じ直観的思考回路を持てる - -
2012/11/21
肥満に関わる糖タンパク質GPRC5Bの機能を解明
-脂肪細胞膜上にあるGPRC5Bが脂質代謝を制御する- -
2012/10/17
睡眠・覚醒機能と24時間リズムをセロトニンが束ねる
-睡眠・覚醒のサーカディアンリズム形成機構を神経活動レベルで解明- -
2012/09/27
てんかんモデルマウスで自閉症に似た社会性低下と記憶学習障害を発見
- 自閉症の発症メカニズムの解明、治療法の開発につながる新たな知見 - -
2012/07/07
輪郭を認識する脳の機能が成長につれどう変化するかをマウスで解明
-発達期の視覚野では経験した方位に反応するニューロンが増加- -
2012/06/27
転写調節因子Tbr2が匂い情報の興奮-抑制バランスを調節
-Tbr2遺伝子欠損マウスは匂い刺激に対して過敏に反応- -
2012/06/21
君は君、我は我なり、他人の価値観を学ぶ脳機能の解明
-人はどうして、多様な価値観を持つ他人に対応できるのか?- -
2012/06/21
もう1つの現実を体験する「代替現実システム」を開発
-全く新しいインタラクティブメディア体験装置の登場- -
2012/06/13
母親と他人の狭間-
赤ちゃんが示す「不気味の谷」現象を発見- -
2012/04/20
プリオンタンパク質の凝集が出芽酵母の生存に有利に働くことを発見
-プリオンタンパク質の凝集と非凝集で、酵母は環境変化に迅速に対応- -
2012/04/11
脳内遺伝子の発現様式解明に小型のサル「コモンマーモセット」が活躍
-霊長類が高次機能を獲得したメカニズムの解明へ- -
2012/03/30
アストロサイトの細胞膜の「仕切り」がシグナルの発生場所を決める
-グリア細胞の一種「アストロサイト」の突起が独立して働く仕組みの一端が明らかに- -
2012/03/23
記憶が特定の脳神経細胞のネットワークに存在することを証明
―自然科学で心を研究、心は物質の変化に基づいている― -
2012/02/24
左右の脳が抑制し合う神経回路メカニズムを解明
-最新の研究手法で半世紀の謎がついに明らかに- -
2012/01/30
抑制性シナプス形成に重要なタンパク質を発見
-脳機能における抑制性シナプスの役割解明に手掛かり- -
2011/12/26
嗅覚神経細胞分化の新たなメカニズムの一端を解明
-エピジェネティクスに基づく細胞分化の制御が明らかに- -
2011/12/15
アルツハイマー病の新たな発症メカニズムを解明
-治療薬開発とその評価法にも新手段を提唱- -
2011/12/14
高度な機能を司る大脳新皮質には、機能ごとの小規模な構造単位が存在
-大脳新皮質を小規模な回路の繰り返しとして解析する道を開く- -
2011/12/08
「効率的選択」で脳は注意を向け集中を高める
-行動実験中の脳神経活動測定と独自の理論モデルで“注意”のメカニズムを実証- -
2011/12/07
記憶や学習の能力にグリア細胞が直接関与
-生きたマウスでグリア細胞がシナプス可塑性に影響を与えることを初めて確認- -
2011/11/17
うつ病・認知症シンポジウム開催のお知らせ
-分かったこと、分かっていないことを専門の研究者が解説― -
2011/11/11
ヒトの第一次視覚野が意識内容の変化に応じないことが明らかに
-定説を覆し意識の脳内局在説を支持する結果- -
2011/11/08
「アルツハイマー病の解明と新規創薬標的の探索」で共同研究開始
-理研脳科学総合研究センターとアステラス製薬が早期創薬開発を目指し戦略的提携- -
2011/10/21
神経細胞にたまった異常タンパク質を分解する新たな制御機構を解明
-タンパク質品質管理の新しい制御メカニズムの提唱- -
2011/10/17
インコがリズムに合わせて運動できることを確認
(リズムをとる行動と発声模倣能力に関連があることを示唆)
科学技術振興機構(JST)プレスリリース -
2011/08/30
カルシウムイオンチャネル「IP3レセプター」の開口メカニズムを解明
−蛍光共鳴エネルギー移動を利用して、IP3レセプターの構造変化を可視化− -
2011/08/30
生体をゼリーのように透明化する水溶性試薬「Scale」を開発
−固定した生体組織を傷つけることなく、数ミリの深部を詳細に蛍光観察− -
2011/08/26
細胞の自食現象(オートファジー)を高感度で定量的に検出するイメージング技術を開発
(科学技術振興機構(JST)プレスリリース) -
2011/07/26
アルツハイマー病の発症に関わるアミロイド前駆体タンパク質の新しい代謝経路を発見
−副作用の少ないアルツハイマー病治療薬の開発につながる可能性− -
2011/07/04
アルツハイマー病の重要な原因物質としてAβ43が浮上
−見過ごされていたアミロイドβ亜種が強力な病態促進因子− -
2011/06/15
正常なタウタンパク質の蓄積が引き起こす認知症の原因究明
−ヒト型タウタンパク質発現マウスによる認知症研究の新展開− -
2011/06/15
運動学習の記憶を長持ちさせるには適度な休憩が必要
—休憩の間に運動学習の記憶が神経回路に沿って移動し固定化する− -
2011/05/31
動物の細胞は自律的に集まって器官をつくっていた。
巧妙な仕組みの謎が明らかに!
(奈良先端科学技術大学院大プレスリリース) -
2011/05/18
マクロピノサイトーシスによる細胞膜回収が、神経突起退縮を制御
-反発性軸索誘導分子Sema3Aが成長円錐を退縮する新メカニズムを発見- -
2011/05/16
味を受容する細胞が生まれる仕組みを解き明かす
—甘・旨・苦味を感知できないマウスの作出から
(東京大学プレスリリース) -
2011/05/01
ヒト神経細胞のDNAメチル化状態に個人差があることを解明
(東大病院プレスリリース) -
2011/01/27
神経幹細胞が脳室側だけで細胞分裂する仕組みを解明
−神経幹細胞の分化と細胞極性維持の協調的制御が増殖位置を決定− -
2011/01/25
蛍光イメージング技術によって抗がん剤の作用を再評価
-細胞周期をリアルタイムで解析する技術を創薬へ応用- -
2011/01/21
自己と他者の動作を区別する仕組みを細胞レベルで初めて解明
(沖縄科学技術研究基盤整備機構(OIST)プレスリリース) -
2011/01/21
プロ棋士の直観は、尾状核を通る神経回路に導かれる
—プロ・アマ棋士の脳機能画像研究が、直観的思考の神経基盤を明らかに— -
2011/01/13
些細な情報でも同じ樹上突起上のタンパク質を借りられる場合は長期記憶に残ることを発見
—樹状突起の枝はタンパク質合成依存的LTPを好んで統合する単位— -
2010/12/24
過去の経験が新たな状況下において意識下の行動に影響を与えることを発見
−場所細胞の発火パターンは時間的に未来に起きる状況を「前」再生している− -
2010/12/21
CAPS2が神経栄養因子BDNFの分泌を増強し、脳回路を正常に発達
−CAPS2の分泌増強効果の欠損が、抑制性シナプスの異常を起こし不安を亢進− -
2010/12/09
細胞のストレス応答機構の分子メカニズムが明らかに
−ストレスによるIP3受容体の機能破壊が、神経細胞死による脳障害を引き起こす− -
2010/12/09
細胞のストレス応答機構の分子メカニズムが明らかに
-ストレスによるIP3受容体の機能破壊が、神経細胞死による脳障害を引き起こ
す- -
2010/10/21
脳血管内皮細胞特異的なアミロイドβ前駆体タンパク質を発見
−アルツハイマー病関連のアミロイドβ蓄積機構に新たな可能性− -
2010/10/12
外国語に母音を挿入して聞く「日本語耳」は生後14カ月から獲得
−日本人乳幼児とフランス人乳幼児の子音連続の知覚は発達で変わる− -
2010/10/11
進化的に保存された恐怖反応を制御する仕組みを解明
−脳の手綱核は、恐怖経験に基づく行動の選択に欠かせない− -
2010/09/10
鹿(しし)おどしの原理で神経細胞が入力信号を高速演算
—神経細胞間コミュニケーションは微小信号の高速演算・威力増強へ最適化— -
2010/09/02
マウス胎仔の実験で心臓の形態形成に欠かせないIP3レセプターの役割を解明
−先天性心疾患の原因解明や予防に前進−
(慶応義塾大学プレスリリース) -
2010/08/27
木村英紀 連携センター長 The Giorgio Quazza Medal受賞決定
-
2010/08/10
子どもの言語発達に合わせて親もマザリーズ(母親語)の脳内処理を変化
−育児経験、性差、個性により親の脳活動の違いが歴然− -
2010/08/09
世界最高の検出感度をもつカルシウムイオンセンサー“カメレオン-Nano”の開発に成功!
(北海道大学プレスリリース) -
2010/07/12
神経活動の「読み出し」を生きた脳で実現した光遺伝学ツールが登場
−電位感受性蛍光タンパク質を開発、遺伝子導入で脳の神経活動を画像化− -
2010/07/09
IP3レセプターは、心不全治療の新しいターゲット
−IP3レセプターを介するカルシウムイオン流出が心肥大の原因に− -
2010/05/13
再生阻害因子が神経細胞の突起をはねのける仕組みを発見
−神経回路の構築や損傷後の再生に重要な役割を果たす新メカニズム− -
2010/05/03
本能や情動行動にかかわる視床下部の遺伝子データベースを作成
−視床下部の遺伝子アトラス、部位・時期特異的な遺伝子221個を解析− -
2010/04/29
脳内マリファナ類似物質が、脳発達に重要なことを発見
−内因性カンナビノイドが抑制性シナプスの伝達疲弊を防ぎ、伝達効率を安定化− -
2010/04/06
長期安定性を誇るブレインマシンインターフェイス(BMI)技術を確立
−運動機能や認知感覚機能を代償するBMI技術の実用化に向けて一歩前進− -
2010/03/30
母性染色体異常が引き起こす神経発達障害の原因遺伝子の働きを解明
−アンジェルマン症候群の原因遺伝子Ube3aが大脳皮質機能の成熟に必須− -
2010/03/23
実験用マウスは飼育舎で進化、ホルモン「メラトニン」を作らず早熟に
−理研が保有する世界中のマウス系統の研究リソースを駆使して発見− -
2010/03/01
ハンチントン病の新しい遺伝子治療に、モデルマウスで初めて成功
−異常タンパク質に基づく多くの神経変性疾患にも応用が可能− -
2010/02/02
脳細胞の先端が、右ねじの方向に回転することを発見
−神経突起は、毎分1回のスピードで回転しながら右に曲がる− -
2010/01/27
脳発達の「臨界期」が終了した後でも変化する神経細胞群を発見
−脳には、「臨界期」の常識を覆し、成熟期に達しても可塑性を示す細胞がある− -
2010/01/18
酵母プリオンタンパク質のオリゴマー形成過程が感染強度を決定
−オリゴマー内の非天然相互作用が感染性の高いプリオンの凝集体を導く− -
2009/12/17
帯状疱疹に伴う「強い痛み」の謎を世界で初めて解明
(富山大学プレスリリース) -
2009/12/08
藤井直敬チームリーダーが第63回毎日出版文化賞を受賞
-
2009/11/17
魚の胚発生における増殖と分化のパターンが生きたまま丸見え
−ゼブラフィッシュで機能する蛍光性細胞周期の可視化プローブzFucciの開発− -
2009/11/12
視覚経験で抑制性神経回路が「ダイナミック」に変化する現象を初めてキャッチ
−弱視治療で知られる臨界期における眼優位性可塑性を、抑制性細胞の別の可塑性が制御− -
2009/11/11
内耳の神経回路形成に重要な役割を持つ膜タンパク質「SLITRK6」を発見
−新たなニューロトロフィン調節因子として機能− -
2009/11/09
運動の指令を生み出す大脳皮質の個々の神経細胞の役割を解明
−興奮性細胞と抑制性細胞のそれぞれの役割をキャッチ− -
2009/10/06
道具使用法を訓練後、サルの大脳皮質の膨張を示す信号を発見
−人間知性進化の生物学的メカニズムの解明に糸口− -
2009/09/07
遺伝子の働きを決めるヒストンアセチル化をリアルタイムで観察
—蛍光プローブ「Histac」を作製、Histac遺伝子導入で生きた細胞の様子を可視化ー -
2009/07/10
神経細胞の突起が伸びる方向を指示する物質を同定
−幅約10μm領域でのイノシトール三リン酸(IP3)の濃度こう配が鍵− -
2009/07/03
前頭連合野の中の領域ごとに異なる機能を発見
−規則の主観的価値の素早い変更など、複数の機能要素に分解− -
2009/06/29
脳波で電動車いすをリアルタイム制御
−Brain Machine Interface (BMI)の新しい脳信号処理技術を開発− -
2009/06/16
アルコール性急性膵(すい)炎の治療に有効なターゲットを発見
−2型、3型IP3レセプターが、カルシウム濃度を過剰化、膵炎発症の原因に− -
2009/06/12
抑制性神経伝達を制御する新たな分子メカニズムを発見
−シナプスにおける受容体の側方拡散が、GABA作動性シナプス伝達効率を決める− -
2009/06/02
美味しそうな匂いを伝える嗅覚神経回路を同定
−ゼブラフィッシュはアミノ酸がお好き!− -
2009/05/26
タンパク質凝集構造の違いがハンチントン病の発症に関与
−同じアミノ酸配列のタンパク質が異なるアミロイド構造を形成し、毒性の強さを変える− -
2009/05/06
葛藤を処理する脳基盤の発達に脳内タンパク質「X11L」が関与
−意欲や社会性を制御する神経機構の解明に新たな道筋− -
2009/04/22
ポリグルタミン病の発症は、タンパク質の線維化加速で進行
−線維構造がさまざまなタンパク質でドミノ倒しのように伝播する新メカニズムを提唱− -
2009/04/15
左右非対称な神経回路の存在を嗅覚系で発見
−匂いの好き・嫌いなど嗅覚と感情とのつながりを探る新たな手がかりに− -
2009/04/10
女性ホルモン「エストロゲン」の記憶改善効果の一端を解明
−慢性脳循環障害の遺伝子改変で性差、女性の脳は男性より記憶障害に強い− -
2009/04/08
アラキドン酸が神経新生促進と精神疾患予防に役立つ可能性を発見
(科学技術振興機構(JST)プレスリリース) -
2009/04/03
自閉症の原因因子の一つ「Shank」のシナプスでの機能を解明
−ShankとHomerの2つのタンパク質の網目構造が、正常シナプスの骨格を形作る− -
2009/04/03
コンピュータ解析を用いて味覚受容細胞発生に必要な転写調節因子群を同定
−選別したHes1遺伝子が、幹細胞の味覚受容細胞発生の分化を抑制すると判明− -
2009/03/05
シュワン細胞のSOD1酵素活性低下が筋萎縮性側索硬化症(ALS)を加速
- シュワン細胞の正常化でALSの治療に新たな可能性 - -
2009/03/04
神経接着因子「DSCAM」欠損マウス、中枢性呼吸障害で急死
- DSCAM遺伝子変異が乳幼児突然死症候群にかかわる可能性も - -
2009/01/16
てんかん原因遺伝子異常による発症をマウスで確認
- てんかん発症につながりうる新たな複数の異常症状を発見 - -
2008/12/20
細胞周期のS/G2/M期特異的に細胞のシルエットを描出することに成功
(科学技術振興機構(JST)プレスリリース) -
2008/12/10
「世界を先導する知性の創造」を目指し、包括的に連携
- 理化学研究所と慶應義塾大学が共に理念を掲げ、長期的な展望の下に基本協定を締結 - -
2008/11/23
将棋棋士の「直観思考」を科学、修練は新たな直観回路を作る
- プロ棋士の直観回路の測定に成功、修練された直観思考の謎解明が展開 - -
2008/11/18
右脳と左脳の構造の違いを発見
−記憶をつかさどる海馬に違い−
(科学技術振興機構(JST)プレスリリース) -
2008/11/07
行動に必要な脳の機能的な階層性に新たに活動時間のメカニズムを導入
- 複雑で多様な行動をスムーズに学習する脳型ロボット開発に新たな道 - -
2008/10/28
記憶の再固定化のプロセスが加齢に伴う記憶障害に関与
- 記憶の再固定でタウタンパク質リン酸化酵素「GSK-3β」を活性化 - -
2008/10/22
脳内のグリア細胞が分泌するS100Bタンパク質が神経活動を調節
- グリア細胞からニューロンへの分泌タンパク質を介したシグナル経路が活躍 - -
2008/10/20
アルツハイマー病の原因となる「アミロイドベータ」の産生調節機構を解明
- 新しいアルツハイマー病治療薬の開発に有望戦略 - -
2008/10/01
トリが恋歌を歌っている時、脳は幸せを感じる
- 恋を報酬と認識、ただ単なるさえずりは報酬に値しない - -
2008/09/23
エネルギー恒常性維持にかかわるグルコース応答細胞膜受容体を発見
- 膜タンパク質BOSSが、細胞外グルコース応答に関与 - -
2008/08/21
GABA抑制の促進がアルツハイマー病の記憶障害に関与
- GABA受容体阻害剤が、モデルマウスの記憶を改善 - -
2008/08/13
大脳皮質へ情報を送る中継地点「視床」でも機能領域のパターンを変化
- 視床発生のメカニズムをはじめて解明 - -
2008/08/08
経験が大脳の生後の発達を促す新たなメカニズムを発見
- 脳を作る遺伝子が生後の脳の発達をつかさどる - -
2008/07/17
単語やメロディーの切れ目に対応する脳活動の記録に成功
- 分節化進行過程の神経活動を、世界で初めて生理学的手法で観察 - -
2008/07/12
新奇蛍光タンパク質を組み入れて膜電位感受性プローブの感度向上
- サンゴの蛍光タンパク質とホヤの膜電位センサーを組み合わせて高感度化に成功 - -
2008/06/24
蛍光タンパク質「ドロンパ」のフォトクロミズムの分子機構を解明へ
- X線結晶構造解析と核磁気共鳴(NMR)を駆使し、ドロンパの動的構造を決定 - -
2008/06/12
第1次視覚野・聴覚野の神経応答が「注意」により増幅することを発見
- 物体を認知するために重要な「注意」の有無が脳反応に大きなひらき - -
2008/06/10
骨を吸収する細胞である破骨細胞の新しい分化機構を発見
-生体内では今まで知られていなかった破骨細胞の分化機構が働いていた- -
2008/05/22
アルツハイマー病の原因となる酵素の活性調節機構を解明
- アミロイド前駆体を捕まえるポケットの大きさと水分子の存在が決め手 - -
2008/05/15
Homerのリン酸化が神経活動に伴うシナプス後部構造の柔軟化を担う
- 記憶・学習の分子メカニズム解明への一歩 - -
2008/05/08
フェロモンによるマウスの雌雄識別、個体識別のメカニズムを解明
- 嗅覚受容細胞の活動を蛍光タンパク質で可視化し、フェロモンの作用を解析 - -
2008/03/27
大脳皮質の抑制性シナプス伝達効率が睡眠・覚醒で異なることを発見
− 睡眠の働きの解明に向けた新しい糸口となる知見−
(名古屋大学プレスリリース) -
2008/03/27
脳の「匂い地図」を形成する分子メカニズムの解明へ前進
- 嗅覚神経回路形成に欠かせないビッグなガイド分子「BIG-2」を発見 - -
2008/03/26
ネズミの一種“デグー”を訓練して道具機能を理解させることに成功
- 脳の高次認知機能を研究するための新たな実験モデルを確立 - -
2008/03/10
ハンチントン病の発症に関わる新たな転写因子「NF-Y」を発見
- ハンチントン病の治療法開発につながる知見を得る - -
2008/02/19
脳内マリファナ類似物質は発達期の脳の興奮性神経伝達を抑制
- 乳幼児脳の過剰興奮を抑える仕組みを解明 - -
2008/02/08
DNA複製や細胞分裂の様子をリアルタイムで観察する新技術
- 生物発生のメカニズム解明やがんの診療・治療薬開発に新たな道 - -
2008/02/04
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行に二つのグリア細胞が関与することを発見
- 神経難病の一つであるALSの治療法の開発につながる新知見 - -
2008/01/25
神経回路を遮断し回復する技術を世界で初めて開発
- 複雑な神経回路の仕組みを解く革新基盤技術の誕生 - -
2007/12/21
脳の神経細胞「ニューロン」の形と大きさを決める仕組みを解明
- 樹状突起の大きさや形態の形成に3つのタンパク質が作用 - -
2007/11/16
過剰にリン酸化したタウタンパク質が脳老化の記憶障害に関与
- モデルマウスと機能的マンガン増強MRI法を使って世界に先駆けて実証 - -
2007/11/13
胎児期の不飽和脂肪酸代謝不全を示唆する統合失調症の遺伝子を発見
- 統合失調症の病因解明・治療・発症予防に新たな道 - -
2007/10/26
「迷い」を検出して「迷い」をなくす脳の仕組みを解明
- 前頭連合野の神経細胞が迷った経験を次の応答へ伝える - -
2007/10/15
「速い」/「遅い」変化を処理する機能構造をヒト第一次視覚野で発見
- 動きのある画像を知覚するために重要な皮質機能構造をfMRIで解明 - -
2007/09/04
2組のタンパク質のペアが脳の神経回路を“区画化”していることを発見
- 複雑な脳における情報伝達経路を整理するシンプルな仕組み - -
2007/08/25
手足の動きを制御する神経回路の左右混線を防ぐ仕組みを解明
- 突然変異マウスの発見から神経回路形成の基本機構の解明まで - -
2007/05/30
嗅覚神経細胞の鼻への配置と脳への神経接続に必須な遺伝子を同定
- 神経回路形成の2つの重要なステップに同じ遺伝子が関与 - -
2007/05/30
難治てんかんで異常を示すタンパク質が特定の抑制性神経細胞軸索に発現
- てんかん発症メカニズムの解明、治療法の開発につながる新たな知見 - -
2007/05/08
大脳皮質における層構造形成に重要な役割を果たす酵素を発見
- 神経細胞の形態形成メカニズム解明につながる新たな知見 - -
2007/04/25
社会環境の変化に応じて頭頂葉の神経細胞が働きを変えることを発見
- 社会的知性解明へ道を切り拓くまったく新しい手法を確立 - -
2007/04/23
正解/不正解から学ぶ脳のメカニズムを発見
- 脳科学の教育への応用に新たな手がかり - -
2007/03/23
自閉症に関連する遺伝子異常を発見
- 自閉症の病因解明や早期診断に向けた新知見 - -
2007/03/15
大脳皮質の発達過程における「臨界期」開始メカニズムに新たな知見
- 神経回路網再構築には適量適所の抑制性情報伝達が必要 - -
2007/02/21
働きの異なる脳細胞の活動を色分けして観察することに成功
- 大脳皮質の神経回路の情報処理メカニズムの解明に期待 -
(科学技術振興機構(JST)プレスリリース) -
2007/02/20
統合失調症の発症関連遺伝子群を日本人で発見
- 統合失調症の病因解明・治療につながる一歩新たな道 - -
2007/01/24
神経細胞間で情報を伝える新たな経路を発見
- 神経のあいだを“糊付け”するタンパク質が信号の伝達に関与 - -
2007/01/24
染色体上の遺伝子発現をコントロールする領域を発見
- 遺伝子治療など必要な遺伝子を安定的に発現させることが可能に - -
2007/01/09
脳の右と左の構造の違いを生み出す分子メカニズムを解明
- 脳の進化の過程・社会行動の制御を探る新たな手がかかりに - -
2006/12/11
神経細胞の突起が伸びる方向を転換するメカニズムを発見
- 神経回路網の構築に重要な役割を果たす新たな知見 - -
2006/10/18
神経細胞の“樹状突起”を形成する仕組みに新たな知見
- 顆粒細胞中のIP3受容体が神経ネットワークの形成に関与 - -
2006/08/11
細胞の働きに影響するミトコンドリアDNAの個人差を特定
- 日本人が長寿である要因に関連する可能性 - -
2006/07/28
マウスの不安行動を制御する大脳内の仕組みの一端を解明
- 大脳皮質でセロトニン信号を伝達する受容体の一つが関与 - -
2006/06/23
細胞内のカルシウムチャネルに情報伝達を邪魔する“偽結合体”を発見
- IP3受容体にIP3と競合して結合するタンパク質「アービット」の機能を解明 - -
2006/06/23
神経細胞で発生する"自発的電気活動メカニズム"の一端を解明
− カリウムイオンとナトリウムイオンの相互作用が自発的電気活動を制御 − -
2006/06/13
細胞内pHバランスの新たな制御機構の解明
- pHの異常に起因する病気の治療につながる可能性 - -
2006/06/05
カルシウム振動が生み出されるメカニズムを説明する新たな知見
- 細胞内のIP3の緩やかな蓄積がカルシウム振動に大きく関与 - -
2006/05/01
新しい蛍光タンパク質 Keima(ケイマ)
- 生体の分子間相互作用を検出する優れた技術 - -
2006/04/18
躁うつ病(双極性障害)にミトコンドリア機能障害が関連
- 躁うつ病発症メカニズム解明につながる初めてのモデル動物の可能性 - -
2006/02/08
やわらかな脳を保つために必要なタンパク質「テレンセファリン」
- 神経シナプス結合の柔軟性を調節する分子メカニズムを解明 - -
2005/11/21
“もの”を視覚的に認識する脳の仕組みの解明に大きく前進
- 見慣れるだけでも脳はものの形を認識する - -
2005/09/30
細胞内カルシウムチャネルの外分泌機能における役割を解明
- 2型及び3型IP3受容体の新しい生理機能を発見 - -
2005/08/18
目が慣れ“もの”が見分けられる仕組みの解明に大きく前進
- 大脳視覚野が環境変化に順応して機能することをfMRIを用いて実証 - -
2005/03/21
アルツハイマー病の新たな治療標的を発見
- アミロイドβペプチドの分解を促進 - -
2005/03/14
アルツハイマー病の発症前診断へ大きく前進
- MRIでアミロイド斑の可視化に初めて成功 - -
2005/02/25
鼻から脳へ神経を導く遺伝子を同定
- 神経回路形成の道案内は最初が肝心!! - -
2005/02/01
嗅覚神経回路形成の分子メカニズムの一端を解明
- Arx遺伝子がにおいの神経回路形成を司ることを発見 - -
2005/01/20
脳の左右差の形成機構を分子レベルで解明
- 右脳と左脳の情報を個別に処理する神経回路を同定 - -
2005/01/14
酸化ストレス状態を認識する分子を細胞の小胞体内で発見
- 活性酸素の酸化・還元が細胞内のカルシウム伝達機構を制御 - -
2004/12/16
大脳のネットワークを再構成する分子を同定
- 脳が柔軟になる初期の過程の可視化に成功 - -
2004/11/19
フォトクロミック蛍光タンパク質、Dronpa(ドロンパ)
- 新規蛍光タンパク質を使った書き換え可能な光メモリー技術の開発に成功 - -
2004/09/28
網膜の神経活動分布の可視化に成功
- 脳科学のイメージング技術を眼底検査に応用 - -
2004/09/06
記憶形成における神経回路の形態変化の観察に成功
- クラゲの蛍光蛋白で神経細胞のつなぎ目を色づけ - -
2004/07/19
若年性ミオクロニーてんかん原因遺伝子の発見
-
2004/04/08
毛を形作る遺伝子から薬を探す
- 育毛と脱毛は遺伝子でコントロールできるか? - -
2004/03/17
重篤な知能障害を伴う難治てんかんの新規原因遺伝子変異の発見
-
2004/03/12
大脳の形成を司る神経回路網の働きを同定
- 発達段階の抑制で決まる脳構造の個人差 - -
2004/02/05
グリア細胞の接着によって完成する神経細胞の成熟
-
2004/01/29
アルツハイマー病の実験的遺伝子治療に成功
-
2004/01/22
記憶を使った脳の報酬予測のメカニズムの一端を解明
- 生物の高度知能を実現するロボットの開発に手がかり - -
2004/01/19
トレハロースを用いた新しい神経変性疾患発症予防法の可能性
- 分子安定化による神経変性予防 - -
2003/12/15
小胞体ストレスシグナルをマウスで可視化
- ERAIマウスが誕生した - -
2003/12/15
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病勢進行にかかわる細胞死実行因子を同定
- 難病克服に向けた大きな一歩 - -
2003/10/25
有機化学反応論を超えた、ペプチド鎖の新しい切断反応を蛋白質内で発見
- 蛍光蛋白質カエデの、紫(外)光で緑から赤に色が変換するメカニズム - -
2003/09/16
ショウジョウバエを用いてヒト神経変性疾患発症メカニズムを解明
- 不良品タンパク質の細胞内蓄積が神経変性疾患をひきおこす - -
2003/09/01
躁うつ病のテーラーメイド治療につながる分子メカニズムを解明
- 双子における遺伝子の働きの違いから - -
2003/07/11
自発的な行動の中枢を前頭葉に発見
- 目的が行動を決めるメカニズム - -
2003/05/19
睡眠の視覚経験依存的な発達とその臨界期を発見
-
2003/04/24
半世紀ぶりの新種ビタミンPQQ (ピロロキノリンキノン)
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2002/12/23
細胞膜内の情報伝達に関わる領域を光で操作することに成功
−特殊な脂質環境が神経細胞の成長に必須であることを証明− -
2002/09/24
紫外光を受けて緑から赤に変化する新しい蛍光タンパク質
−光で細胞をマーキングできる強力な研究基盤ツールを開発− -
2002/08/27
細胞ストレスによる "細胞死"の分子機構を個体レベルで解明
−ショウジョウバエを用いて細胞死の全体像にせまる− -
2002/08/02
局所刺激による細胞内シグナルの伝播メカニズムを解明
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2002/07/19
パーキンソン病の原因となる異常タンパク質の分解メカニズムを解明
−パーキンソン病など神経変性疾患の治療法開発に向けての新知見− -
2002/06/17
進化的に獲得したと考えられてきた"細胞死因子"を無脊椎動物で発見
−細胞死因子「TNFファミリー分子」の新たな生理機構解明へ− -
2002/05/16
生物の“腹”と“背”を分けるメカニズムの一端を解明
−体軸形成を担うカルシウムシグナルの標的遺伝子を発見− -
2001/12/29
生きた細胞を詳細に観察できる新しい蛍光タンパク質を開発
−とらえられなかった細胞内現象を可視化− -
2001/11/20
アルツハイマー病の原因となる酵素の働きを新たに発見
−原因酵素"βセクレターゼ"は糖鎖の合成を調節していた − -
2001/10/25
人間の脳活動を世界で初めて高精度でイメージングすることに成功
−大脳皮質のコラム構造を頭の外から観察− -
2001/09/28
新しい細胞死誘導因子を同定
−新しいタイプの細胞死誘導経路の発見− -
2001/09/13
発生過程における脳形成の一端を解明
−大脳スライス培養で神経幹細胞分裂の瞬間をとらえた− -
2001/07/27
“モノ“ を見分ける脳のメカニズムの一端を解明
−複雑な物体像は図形特徴の組み合わせとして脳内に表現される− -
2001/06/29
パーキンソン病を引き起こすメカニズムを解明
−パーキンソン病克服に向けての新たな一歩− -
2001/05/21
孤発性アルツハイマー病の原因解明に大きく前進
−分解酵素の低下がアミロイド蓄積を促進することを実証− -
2001/05/18
新規てんかん原因遺伝子の発見
−てんかん・熱性けいれんのより良い診断/治療への新たな一歩− -
2001/03/08
脳内の食欲をつかさどるメカニズムの一端を解明
−ムスカリン性受容体欠損マウスはいつでも腹八分目− -
2001/02/13
遺伝子の非翻訳領域がモルヒネ鎮痛効果に影響することを発見
−鎮痛薬のオーダーメード処方に道− -
2000/08/17
体性感覚野の正常な発達にはNMDA型グルタミン酸受容体の機能が必須であることを発見
−大脳皮質の生後発達の基本メカニズムの一端を解明− -
2000/03/07
脳の発達には抑制性の刺激が不可欠であることを発見
−脳も甘やかすと発達しない?− -
2000/02/01
脳内のβアミロイド分解系路を解明
−アルツハイマー病の予防への道を開く− -
1999/11/23
アルコールの新たな生物内標的チャンネルを発見
— 飲酒時に脳機能が変化するメカニズム — -
1999/04/23
ストレスホルモンが小脳の運動学習に必須であることを発見
—脳の学習機能の解明に道を開く— -
1999/01/29
神経回路の選択的可視化に成功
—脳の構造・機能の解明に新しい道を開く—