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ラボ日記

多国籍ラボメンバー 週末キャンプの巻

8月のある週末、ラボの研究員、実習生、私の夫、そして以前私と同じラボで研究員をしていたノルウェー人Bさん、総勢8名が週末に群馬県水上でキャンプをし、翌朝には川でラフティングをすることになりました。

25歳から40歳代までの男女、国籍も日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、ノルウェーと様々です。

そもそもなぜキャンプに行くことになったのかというと、アメリカ人研究員Eさんに、私の友人である元研究員Bさんがノルウェーからわざわざ日本に会いに来てくれる、という話をした際に、「そんなに楽しそうな友達が来るのだったら、一緒にキャンプに行かないか!」とEさんが提案したからでした。キャンプだったら大勢の方が楽しいに違いない!と思い、ラボメンバー数人に声をかけると、皆二つ返事でOKでした。 

こんな週末を想像中

早速、計画をたてます。ラボアシスタントという職業柄、様々な国籍・年代の研究員と接する機会が多くありますが、遊びに関して「綿密な」計画を立てるのが得意な研究員には、なかなかお目にかかりません(もちろん例外はあるとは思いますが)。やはり、そこは仕事柄お手の物(?)の私が買って出ました。場所を決め、テントと寝袋の手配、水上周辺のアクティビティなどを下調べ。10日前のランチタイムにはメンバーと打ち合わせをして、持ち物などの確認をしました。万事順調です。


完璧!と思われたプランに暗雲が立ち込めたのは、台風が日本列島を直撃するとの予報。今回の台風は、我々の目的地周辺を通過することはないようなものの、影響は免れない様子。

雨の中のキャンプとラフティング……、どう考えたって悲惨な光景が思い浮かびます。日本人研究員Hさんも、「キャンセルするか、せめて泊まるところをバンガローなどにして雨でも行ける観光地にしたほうが良いのでは」と賢明なご提案。しかし、一緒に行く外国人メンバーは誰一人キャンセルを口にしません。それどころか、「雨だったらテントの中でカードゲームを楽しもう!」と言い出すではないですか。カードゲームだったら家でも出来るよ、と言いたいのをグッと押さえつつ、このメンバーだったら何があっても楽しく出来そうな予感もあり、予定通りキャンプ&ラフティングを決行することにしました。

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