BSIでは今年9月に老化・精神疾患研究グループに精神疾患動態研究チームが発足しました。また、同じく10月、守る領域の第4グループとして修復機構研究グループが発足し、細胞修復機構研究チームが設けられました。
さらに11月には、脳型情報システム研究グループに認知動力学研究チームが発足しました。
精神疾患動態研究チーム(加藤忠史チームリーダー)は、躁うつ病(双極性障害)、精神分裂病という重症で頻度も高い二大精神疾患の原因解明を目指し、培養細胞や培検脳組織などを用いた研究を行います。
守る領域の修復機構研究グループは神経細胞の修復手法の基礎となる神経幹細胞の分化や神経細胞死のメカニズムの解明に関する研究を行います。同グループに最初に発足した細胞修復機構研究チーム(三浦正幸チームリーダー)は、神経細胞死の意義とその分子機構に迫る研究を進めていきます。また、その成果
を発展させ神経系機能障害の修復や神経変性の原因解明と治療への応用に結びつく研究を展開していきます。
認知動力学研究チーム(Cees van Leeuwenチームリーダー)は、視覚認知の微少ダイナミクスとその連合記憶機能(例:画像・視覚的記憶)、及び認知・分類学習の研究を進めていきます。
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