理化学研究所 脳科学総合研究センター(理研BSI)
BSI Youth Facebookページ
TOP > ラボ日記 > 一期一会1

ラボ日記

ラボアシスタントのお仕事

はじめに、研究がどのような場所で行われているかをご紹介します。私たちの研究施設は、特徴的な三角形の建物の中にあります。

正面玄関から入ると気持ちの良い吹き抜けのスペースにシンボルとも言える大きな木があります。その木を囲むようにラウンジがあり、その両サイドには長い廊下が実験エリアへと伸びています。

この建物には6つの研究室が所在していますが、研究室ごとに実験スペースを区切ることはせず、『オープンラボ』形式を採用しています。日本では珍しいそうです。

2本の廊下の間にあるスペースは試薬調整室や組織検査室となっており、そこを挟んで右左に配置するグリーンとオレンジに色分けされたエリアに各3研究室ずつのオフィスがあります。実験室とオフィスが隣接しておりどちらへも自由に行き来でき、実験した結果をすぐに記録したり、解析したりすることが可能です。また、3研究室共有の談話室があり、休憩したり、お茶を飲みながらディスカッションしたりできるスペースとなっています。


左より 実験室とオフィス/共用機器/談話室

多くの研究機関では、実験機器は研究室ごとの管理で別々に使用しますが、ここではほとんどが共用で使用しています。全部が共用なんてトラブルになりそうですが、今まで一度もトラブルになった事はありません。秩序に従って気持ち良く運営されています。美しく、整った施設でかなり恵まれた環境にあると言えるでしょう。

研究者は日夜真剣に研究に取り組んでいますが、実験の合間にはお花見をしたり、国際交流の集いがあったり、木のある吹き抜けのラウンジでポスターセッションが行われたりと楽しい時間も過ごしています。

ページトップへ戻る