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BSI訪問レポート

BSI訪問レポート-岩手県立 一関第一高等学校 40名

遠く岩手県から見学に来てくださった一関第一高校のみなさんは

将来理系の大学への進学を考えているということで

BSIの研究者2名によるレクチャーを聞いていただくことになりました。

まずは精神生物学研究チームの内匠透チームリーダーによる

「こころは分子で説明できるのか?」

内匠先生のチームでは「こころ」という形の無いものに

分子生物学を使ってアプローチしています。

特に自閉症に注目し

その脳の状態を調べることによって、脳の機能について解き明かそうとしているそうです。

先生の研究室で開発したモデルマウスの動画など

生徒のみなさんは興味深そうに見入っていました。

そしてシナプス可塑性・回路制御研究チームの合田裕紀子チームリーダーによる

「シナプスの細胞生物学」

ヒトの脳に神経細胞がどれくらいあるかわかりますか?

さらにその神経細胞にあるシナプスの数は?

米粒サイズの脳に10億個ものシナプスがあるという話には

みなさん驚いていました。

先生が高校時代は理系でなかったという話にも驚きつつ

そこからのキャリアパスはとても興味深かったようで、

講演後も女子生徒から合田先生への質問が続きました。

ぜひ理系への興味をもち続けて、

研究者になる女子がたくさん出てきてくれるといいなぁ!

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