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BSI訪問レポート

BSI訪問レポート-木更津工業高等専門学校 36名

気づけば立冬も過ぎ、冬の空気になりました。

今日は木更津工業高等専門学校のみなさんがいらっしゃいました。

理研BSI-トヨタ連携センター

脳リズム情報処理連携ユニットの北城  圭一チームリーダーと

中司弘樹研究員による

「ヒト脳の振動同期ダイナミクスの機能研究」です。

北城先生の研究室では「同期」という観点から脳の仕組みを研究しています。

まずは同期の模擬実験を見ることに。

振動が伝わり易い板の上に乗せた10個のメトロノームを

バラバラにスタートさせても、一緒にゆれているうち動きがいつの間にか揃っていきます。

最後の一個が同じ動きになったときは思わず「おおっ!」という声が。

様々な研究の結果、統合失調症や脳卒中などの病気では

脳内の同期がうまくいっていないことが分かってきたそうです。

脳のリズム現象は脳の動作原理の一つで、その制御によって

病気の回復や機能を高められる可能性があるとして

北城ラボは研究を続けています

実はこのラボには木更津高専出身の先輩も所属しています!

今日担当してくださった中司さんも、別の高専出身だそうです。

なお、北城ラボでは18歳以上の男女被験者を募集中です!

https://wwws.brain.riken.jp/rbip/

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